主人公『レミエル・デッターヴォルフ』は、ファンタシド大陸全土を覆った、果てしなく続く狂気と戦慄の内戦下、
南北の両大国にたびたび侵攻されながらも、唯一平和を尊び、人々が安心して暮らせる国家を一代で作り上げた英雄、『ファザード』が治める『リレファンド連合王国』に属し、シュレンブルク地方一帯を治めている領主『グライフ・デッターヴォルフ』の養子で、
幼き頃より養父に完璧な軍人になるべく、厳しく鍛え上げられ育てられた。
その甲斐あって彼の類稀なる剣術家としての資質は、国内外でも指折りで数えられる程、最高峰の剣士と称されている。

彼の願いは唯ひとつ。

幼い頃に味わった悲劇を二度と繰り返さないよう、大陸全土に再び平和を取り戻すこと。
しかし、時は乱世。
現在、３つの国に分かれ、大陸の覇権を巡り『千年戦争』に明け暮れていた…。
覇王『ヴァイザル１３世』率いる北の超大国『ガルメキア帝国』、絶滅したはずの魔族軍団を組織し、急速に一大勢力にまでに伸し上がった謎の教皇『ビシャリス』率いる『ゼノン神聖教国』との三つ巴。

そしてついに、戦いの火蓋は切って落とされた・・・
愛するものを守るために・・・そして愛するものを葬り去った者達を討伐するため、主人公は立ち上がるのだった。